インクの染み抜き
March 02, 2007
February 24, 2007
シャチハタインクの染み抜き
シャチハタのシミも、結構多いトラブルの一つ。
スタンプインクとかも意外と多いですね。
シャチハタのシミは、油性です。
家庭で落とすのは、かなり厳しいでしょうね。
僕は、シャチハタのシミを油性処理以外した事が無い。
だって、油性処理で落とせるから。
油性染み抜き剤+代替エタン。
そういえば以前、染み抜き職人が
「シャチハタインクはアルカリ石鹸と蒸気だよ」と言っているのを思い出した。
そこで、シャチハタのHPを調べてみたら回答が載っていた。
↓シャチハタHP(Q. 生地にインキを付けてしまったのですが、インキを落とす溶剤は無いしょうか )
http://www.shachihata.co.jp/support/faq/04/0100/index.php
http://www.shachihata.co.jp/support/faq/04/0100/index.php
本当に、アルカリ石鹸と書いてある。
まあ、家庭で取る方法という事なんだろうね。
HPに「時間が経つと取れなくなる」と書いてあるが
僕は、シャチハタインクが取れなかった事は今までに無い。
実際に、アルカリ石鹸でHPの通りに試してみたがほとんど取れなかった。
アルコールを使用しても、やはり残る。
いや〜久しぶりにマルセル石鹸使いましたね(笑)
マルセル石鹸って、マルセイユ地方で作られたからマルセル石鹸っていうらしいです。
マルセル石鹸+ヘラ+蒸気+エアー
February 20, 2007
ズボンに付いたインクの染み抜き
経営を安定させてくれている原因として
インクメーカーさんの存在は大きいですね。
インクメーカーさんの存在は大きいですね。
そうです、お客様を紹介してくれるんです!
インクをこぼしてしまった人、
内ポケットにインクがドバッて付いてしまった人。
内ポケットにインクがドバッて付いてしまった人。
大抵は、キャップを閉めない事が原因なのですが
インクが付いてしまうと、通常のクリーニングでは落ちない。
インクが付いてしまうと、通常のクリーニングでは落ちない。
で、メーカーさんに相談するんです。
相談する人は、本当に一握りでしょうね。
相談する人は、本当に一握りでしょうね。
↑クリックすると大きいサイズで表示されます
インクがドバッと出てしまった物は、
クリーニングすると広がります。まあ、ほとんどの場合は返品されますね。
クリーニングすると広がります。まあ、ほとんどの場合は返品されますね。
インクが付いたら、染み抜き専門店をご利用する事を提案します。
下手にいじらない方が、修正の確率が高くなりますしね。
下手にいじらない方が、修正の確率が高くなりますしね。
February 17, 2007
ネクタイに付いたインクのシミ
朝会社に来ると、問題のネクタイが・・・。
インクがベットリ付いてるんです。
インクがベットリ付いてるんです。
染み抜き屋だから、染み抜きばっかり。
当たり前だけど、普通の品物はまず来ない(笑)
当たり前だけど、普通の品物はまず来ない(笑)
みなさん、電話での問い合わせでは
「クリーニングに出して取れない物も取れますか」と聞きます。
「クリーニングに出して取れない物も取れますか」と聞きます。
僕は、「そういう物しか来ません」と返答する事が多いですね(笑)
ネクタイの染みは、染み抜きの設備が整っていないと抜けません。
蒸気とエアーだけでは厳しい。
芯まで濡らしてしまうと厳しい場合も多いですね。
そういう時は、裏技を使います。これは秘密だけどね。
今回のネクタイは、芯までインクベットリだったので裏業は使えませんでした(涙)
表面のインクだけ除去しても、クリーニングでインクが出てくる可能性がありますから。
とにかくキレイになって良かった〜。
↑クリックすると大きいサイズで表示されます
インクにも色々種類があり、このインクには僕の染み抜き剤が合っていたようです。
「地色が抜けたら染色補正をすればいいじゃん」って人が居ますが、
出来れば、「色を抜かずにシミが抜ければ良い。」 これは100人中100人そう答える。
だから日々、色々な研究をしています。
化学式はそんなに詳しくありませんが、「このシミにはこれ」っていう先入観は
染み抜き技術の進歩の妨げになると思う。
ふとした事から、オリジナルの染み抜き剤が出来たり、オリジナルの染み抜き方法が出来たり。
「これが1番良い」
そう思った瞬間から、技術は衰退していくと僕は思う。
引き出し(薬品)は沢山あった方が良い。
「ちくしょー!何でこのシミ抜けないんだ!」
「ちくしょー!何でこのシミ抜けないんだ!」
こう思ったとき、必ずヒントをくれる。たまに裏切られるけど(涙)
偉そうな事を言ってスイマセン。。。
近年、染み抜きの技術はかなり進歩しています。
一昔前は、マルセル石鹸とヘラですもんね。
難しい染み抜きを沢山やるほうが、腕は上達すると思います。
簡単な染み抜き1万点より、難しい染み抜き1点の方が腕は上がります。
染み抜きというか、「染み抜き+洗い」これを1つの軸とすると良いと思います。
当店への、衣類の送付方法はこちらからどうぞ
ジャケットに付着したマジック
今回の依頼は、兵庫県からだ。
「15cm程にわたって、しゅっと線を書かれてしまいました。
付けられて直にクリーニング店に相談しましたが、しみを取ることによって
元の色まで落ちてしまうのでできないと断られてしましました。」
付けられて直にクリーニング店に相談しましたが、しみを取ることによって
元の色まで落ちてしまうのでできないと断られてしましました。」
このジャケットは起毛しているタイプで、クリーニング店ではいじりたくないタイプ。
しかし、試験の結果、地色は抜けない。酸素系・還元系の漂白剤にも色は持つ。
しかし、試験の結果、地色は抜けない。酸素系・還元系の漂白剤にも色は持つ。
何で、クリーニング店は地色が抜けると言ったのだろう?
その場しのぎをしていると、他の店でキレイに染み抜きされると
そのお店の信頼はがた落ちすると思う。
その場しのぎをしていると、他の店でキレイに染み抜きされると
そのお店の信頼はがた落ちすると思う。
しかもこれは、義母から貰った大切な一着との事。
何とかしなければならない。
何とかしなければならない。
起毛しているので、出来れば水系は使いたくない。
油性の染み抜き剤と、代替エタンで丁寧にマジックを抜いていく。
油性の染み抜き剤と、代替エタンで丁寧にマジックを抜いていく。
毛羽立ちや、スレがおき易い繊維なので細心の注意が必要だ。
起毛を寝かせずに抜くのに、かなり神経を使った。
起毛を寝かせずに抜くのに、かなり神経を使った。
January 30, 2007
蛍光ペンの染み抜き
蛍光ペンのシミは、以前まで僕の中でとても手ごわいシミだった。
しかし、剥離剤の存在により除去率が大幅にUPした。やはり研究は大事!
しかし、剥離剤の存在により除去率が大幅にUPした。やはり研究は大事!
赤色系のシミには、基本的に酸素系漂白剤は効かない。
還元漂白が有効なのだが、還元漂白は色が抜けてしまう。
還元漂白が有効なのだが、還元漂白は色が抜けてしまう。
「染色補正すれば良いじゃん!」って言われそうだが、染色補正は本当に時間がかかるのだ。
「なんとなく判らなくする」のは意外と簡単なのだが、「100%わからなくする」
これを追求すると、時間の下敷きとなってしまう。
「なんとなく判らなくする」のは意外と簡単なのだが、「100%わからなくする」
これを追求すると、時間の下敷きとなってしまう。
染色補正が出来る人ほど、色を抜かないようにするものなのだ。
めんどくさいの判っているからね(笑)
めんどくさいの判っているからね(笑)
そこで、赤色のインクや蛍光ペンには、剥離剤を使用する。
「漂白剤じゃないの?」と良く聞かれるが漂白剤ではありません。
「漂白剤じゃないの?」と良く聞かれるが漂白剤ではありません。
この蛍光ペンのシミは、(剥離剤+50度の熱)×5回で除去出来ました。
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