黄ばみの染み抜き

March 02, 2007

コートに付着した、黄ばみの染み抜き

「今年、着用しようと思ったら黄ばみがありました。

 クリーニングには出して仕舞ったのですが・・・。」

 

これは、本当に良くあるパターンです。

白物のブラウスをドライクリーニングに出して、

翌年着用しようと思ったら黄ばんでいて着用出来なかった。

女性の方であれば、一度は経験した事のあるトラブルでしょうね。

 

今回依頼は、ウールのコートです。

基本的に、ドライクリーニングでは飲み物のシミは落とせません。

「え?」と思われるかも知れませんが、ドライクリーニングに出せば

なんか良く判らないが、特殊な方法でキレイにしてくれるのだろう。

 

そう思っている消費者がもの凄く多いです。

ドライクリーニングって、簡単に言えば石油みたいな物で洗うんです。

ドライソープといって、ドライの洗剤を入れますので多少の水溶性の汚れ

は落とせます。しかし、70%は残留します。

そして、時間と共に酸化して発色するんです。

 

今回のコートは、半年以上経過していましたが

問題なく、キレイに出来ました。

 

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February 23, 2007

エリの黒ずみ

春の衣替えの時期になると、この辺の仕事が増えると思う。

衣替えの時期、大手クリーニング店は、お祭り騒ぎだ。

この辺の染み抜きを、キッチリと出来ているかは疑問だ。

まず、時間がかかる。

石油系ドライクリーニングでは、頑固な襟汚れは取れないからだ。

まあ、洗いの前に前処理をすれば、ある程度は落とす事が出来るが・・・。

基本的に、油性処理のガンが無いと話にならないと思う。

油性染み抜き剤を付け、代替エタンが一般的。

油性処理、水性処理、残ったら漂白処理。

この辺の事は、クリーニング屋さんは皆知っています。

でも、やらない。っていうか、出来ない。

納期と、料金の問題ですよね。
 

  before         after黒ずみの染み抜き黒ずみの染み抜き 

 

 

 

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この染み抜きを「100円でやってくれ」と言われても、絶対に出来ない。

染み抜きの料金は、きちんと貰わないと良い仕事は出来ないですよ。


醤油が付いたワンピースを、ドライクリーニングして

「これ以上出来ません」って返しては駄目です。

水を使えば、簡単に取れるシミも多いと思う。

お客様は、クリーニング代をはらって、その衣類を処分しなければならないんです。

「このシミは時間がかかるので、1,000円追加で良いですか?」この一言ですよ。

お客様にとって、一番有益な方法です。

ただ、一部のお客様ですが「クリーニング屋なんだから、キレイにして当たり前」

とのお叱りを受ける事もあるでしょう。

しかし、30分かかる染み抜きを100円では出来ませんよ。

「当店は、時間をもらってキチンと染み抜きします」そんな差別化も良いと思いますね。

朝出して、夕方仕上がりに不満を持っているお客様も沢山いますよ。

以前、アンケートをとった時に顕著に出ましたもん。

春は、クリーニング業にとって一番の稼ぎ時です。

でも、納期優先の仕事では駄目だと思います。山崩し作業では・・・・。

 

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February 22, 2007

古い食べ物の染み抜き

ドライクリーニングで落ちないシミとして、古くなった水溶性のシミがある。

たんぱく質が古くなったシミは、水洗いでも落ちない。

大抵は、酵素分解+漂白が必要になる。

今は、染み抜きガンがあるので、よほどでないと酵素は使わなくなった。

蒸気+エアーの時代は、酵素が無いとかなり辛かった。
 

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よく問い合わせの電話で

「古いシミはもう駄目ですよね?」とか聞かれるが、大抵の物は大丈夫です。

ただ、病気と一緒で直接診て判断しないと何とも言えない。

「ほとんどの物は大丈夫です。」とか、「大丈夫だと思います。」という回答になる場合が多々ある。

電話とかメールでの対応は、いまだになれない。

 

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February 19, 2007

赤ワインの染み抜き

 

赤ワインと言えば、取れないシミの代名詞ですが
僕は取れなかった事はありません。

何度もこのブログで書いていますが、
赤ワインやコーヒー等の水溶性のシミは
ドライクリーニングでは落ちません。

付いてすぐならば、水洗いで落ちることもありますが
酸化してしまうと漂白が必要です。
 

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コートの古い黄ばみ

今回の依頼は、コートに付いた古いシミだ。
生地はポリエステルなので、染み抜きは容易。

しかし、
このお客様はクリーニング店の「DXコース」と言うやつでお願いしたのに駄目だったらしい。

そうなのだ。
このシミは水溶性のシミなんです。
なので、ドライクリーニングでは落ちません。

多少、漂白処理が必要でした。
 

  before         after 黄ばみの染み抜き黄ばみの染み抜き2

 

 

 

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これで、また着る事が出来ますね!
諦めている衣類があれば、是非ご相談下さい!

 

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February 16, 2007

バーバリースカートに付着した、醤油の染み抜き

バーバリーのスカート、もちろん表示はドライ表示です。

しかし、付着している醤油は水溶性の染みなのです。

「醤油というぐらいだから油じゃないの?」

そう思われている人も多いですね。

醤油は、付いてすぐであれば水で落とせます。

まあ、これは物にもよるのですが・・・。

コート類などで、完全に染みこんでしまった場合は、自力では厳しいかも知れませんね。ぼかす事は出来ても、完全に濯ぐ事は難しく時間が経つと酸化して黄ばみとなります。

今回のケースも「ドライクリーニングしてもらったが、染みは全く落ちなかった。」

というケースです。

水溶性の染みですから、石油等で洗うドライクリーニングでシミが落ちないのは当然です。

水と油は混じらないように、ドライクリーニングで水溶性のシミを完全に落とすのは不可能なのです。

今回の醤油の染みは、通常の染み抜きでは取りきれませんでしたので、最後に漂白処理をしてキレイにしました。

  before         after醤油の染み抜きA醤油の染み抜きB 

 

 

 

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February 15, 2007

脇の黄ばみ

夏になってくると、多くなるのが脇の黄ばみ。

汗の中のたんぱく質が酸化して、黄色く発色します。

原理としては、リンゴやごはんを放置すると黄色くなるのと同じです。

酸素と結びついて発色します。

「クリーニングに出してしまったのに、黄ばんでる!」

そういうトラブルにあった人も多いと思います。

そうなんです、黄ばみというのは時間が経たないと発見できないのです。

予防というのが、非常に重要なキーワードになってきますね。

シルク製品などは、ほとんどがドライクリーニングです。

汗をかいも、ドライクリーニングに出せば安心。

それは間違いです。

ほとんどの汗は残留しています。

特に白物は黄色が目立ちやすいですから、着用出来ない状態になります。

予防で有効なのは、水洗いです。

クリーニング店でも、汗抜きクリーニング等の名称で受け付けてくれます。

今回は、すでに発色して黄色くなっていますから水洗いでは落とせません。

漂白処理で、キレイになりました。

  before         after脇の黄ばみA 脇の黄ばみB

 

 

 

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