黄ばみの染み抜き
コートに付着した、黄ばみの染み抜き
「今年、着用しようと思ったら黄ばみがありました。
クリーニングには出して仕舞ったのですが・・・。」
これは、本当に良くあるパターンです。
白物のブラウスをドライクリーニングに出して、
翌年着用しようと思ったら黄ばんでいて着用出来なかった。
女性の方であれば、一度は経験した事のあるトラブルでしょうね。
今回依頼は、ウールのコートです。
基本的に、ドライクリーニングでは飲み物のシミは落とせません。
「え?」と思われるかも知れませんが、ドライクリーニングに出せば
なんか良く判らないが、特殊な方法でキレイにしてくれるのだろう。
そう思っている消費者がもの凄く多いです。
ドライクリーニングって、簡単に言えば石油みたいな物で洗うんです。
ドライソープといって、ドライの洗剤を入れますので多少の水溶性の汚れ
は落とせます。しかし、70%は残留します。
そして、時間と共に酸化して発色するんです。
今回のコートは、半年以上経過していましたが
問題なく、キレイに出来ました。
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エリの黒ずみ
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バーバリースカートに付着した、醤油の染み抜き
バーバリーのスカート、もちろん表示はドライ表示です。
しかし、付着している醤油は水溶性の染みなのです。
「醤油というぐらいだから油じゃないの?」
そう思われている人も多いですね。
醤油は、付いてすぐであれば水で落とせます。
まあ、これは物にもよるのですが・・・。
コート類などで、完全に染みこんでしまった場合は、自力では厳しいかも知れませんね。ぼかす事は出来ても、完全に濯ぐ事は難しく時間が経つと酸化して黄ばみとなります。
今回のケースも「ドライクリーニングしてもらったが、染みは全く落ちなかった。」
というケースです。
水溶性の染みですから、石油等で洗うドライクリーニングでシミが落ちないのは当然です。
水と油は混じらないように、ドライクリーニングで水溶性のシミを完全に落とすのは不可能なのです。
今回の醤油の染みは、通常の染み抜きでは取りきれませんでしたので、最後に漂白処理をしてキレイにしました。
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脇の黄ばみ
夏になってくると、多くなるのが脇の黄ばみ。
汗の中のたんぱく質が酸化して、黄色く発色します。
原理としては、リンゴやごはんを放置すると黄色くなるのと同じです。
酸素と結びついて発色します。
「クリーニングに出してしまったのに、黄ばんでる!」
そういうトラブルにあった人も多いと思います。
そうなんです、黄ばみというのは時間が経たないと発見できないのです。
予防というのが、非常に重要なキーワードになってきますね。
シルク製品などは、ほとんどがドライクリーニングです。
汗をかいも、ドライクリーニングに出せば安心。
それは間違いです。
ほとんどの汗は残留しています。
特に白物は黄色が目立ちやすいですから、着用出来ない状態になります。
予防で有効なのは、水洗いです。
クリーニング店でも、汗抜きクリーニング等の名称で受け付けてくれます。
今回は、すでに発色して黄色くなっていますから水洗いでは落とせません。
漂白処理で、キレイになりました。
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