赤ワインの染み抜き
February 19, 2007
February 11, 2007
派手にこぼした赤ワインの染み抜き
当たり前ですが、当店には普通の品物は集まってきません。
諦めているけど、諦められない。
そんな気持ちが伝わってくる場合があります。
今回の赤ワインもそうでした。
「落ちますか・・・?」
不安そうな文面からは、諦めすら感じます。
でも、クリーニング店で落ちなかったからって諦める必要はありません!
赤ワインの染みは、落とせなかった記憶がありません。
それぐらい得意な染みです。
今回は広範囲でしたが、問題なく処理出来ました。
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January 31, 2007
着物に付着したワインのシミ
「すいません、やっちゃったんですけど・・・・」
動揺したお客様からの一本の電話。
「パールトーンかけてたんですが・・・」
かなり同様している。
「どうしたんですか?染み抜きのご相談ですか?」
「そうなんです、赤ワインをエリにこぼしてしまったんです。」
内容は、知り合いとワインを飲んだ。
その時に、クシャミをしてしまいグラスのワインが飛んだというのだ。
「なるほど、たぶん大丈夫だと思いますよ。」
僕はそう答えた。
ワインは、酸化漂白が必要になる。
着物は、主に酸性染料という種類の染料で染められている。
その酸性染料が、酸化漂白で抜けるのだ。
よって、ワインと一緒に地色を抜く。
そして、色抜けした部分を同じ色に戻す作業が必要になるのだ。
広範囲でかかった場合、最悪染め直しが必要だが
今回は、狭い範囲。
十分、直せると思った。
染色も予定していたが、地色は抜けなかった。
シミだけを落とし、無事に終了。
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