ヘアカラーの染み抜き
革バッグに付着したヘアカラーの染み抜き
今回の依頼は、革バッグに付着したヘアカラーの染み抜きだ。
「とても気に入っているバッグです」
お客様の気持ちは判る。
物の価値というのは、価格と比例しない。
革製品に、ヘアカラー。
かなり難しい部類にはなる。
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ヘアカラーのシミを抜くと、地色も落ちてしまう。
なので、もう一度バッグと同じ色を作りエアピースで吹きつけ修正する。
同じ色が作れないと、修正は難しい。
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クリーニング店で落ちないシミは 【染み抜き化学研究所】
靴に付着したヘアカラーの染み抜き
今回の依頼は、美容師さんから。
「買ったばかりの靴なのですが、作業中にヘアカラーを落してしまい・・・」
とりあえず、靴を預かり拝見した。
柔らかい感じの靴なのだが、完全にヘアカラーが芯等している。
革にココまで芯等してしまったら、染み抜きという作業では修復は難しい。
治す方法としては、全く同じ色を作り
シミの部分にエアピースで吹き、隠蔽する事だ。
多くの業者は、全く同じ色を作る事が出来ないので
似た色で全体を染めてしまう。
そうすると、元の風合いや色が変わり全く別物になってしまうんです。
この革の色や風合いが気に入って、お客様は買われたんですよね・・・。
なので、このままで修正をしたい!
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クリーニング店で落ちないシミは 【染み抜き化学研究所】
シャツに付着したヘアカラーの染み抜き
ヘアカラートラブルの依頼は、80%以上が美容室からだ。
一般のお客様は、「落ちない染み」として認知しているのだと思う。
落ちないしみ=クリーニングに出しても無駄。そんな方程式なのだろうか?
美容室はそうはいかない。
「大切な顧客の服を汚してしまった!何とかしなければ!」
そんな気持ちが強いのだろう。
インターネットを通じて、色々な情報を調べて当店に送ってくれる。
僕も、気持ちが伝わってくる。
「何とかしてください!」
声が文章から聞こえてくる時もある。
だから、気持ちに応えようと必死だ。
今回は、「どうやったらこんなに付くの?」ってぐらい大量に付着していた。
地色が弱いシャツで、どんな事をしても生地の色が抜ける。
「これは覚悟を決めよう!」
そう思い、地色ごとヘアカラーを抜いて、色が抜けた部分に色を入れた。
恐ろしく時間がかかったが、喜んでた。
とても嬉しい瞬間だ。
当店への、衣類の送付方法はこちらからどうぞ
コートに付着したヘアカラーの染み抜き
ヘアカラーのトラブルです。
「髪を染めた直後、雪に濡れたらコートに移ってしまいました・・・。」
ヘアカラーでも、きちんと染まっていないと無論移ってしまいますね。
また、当店で多いのは美容室がお客様に
誤ってヘアカラーを付けてしまったというトラブルです。
契約している美容室だけでも、27件になりましたね。
一年間に一度あるか無いかだとは思うのですが、
もちろん、売上規模や店員の入れ替え(新人が入る)によって
事故の件数は変化します。
美容室でのトラブルは、メールでは無くお電話でご相談下さい。
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